コンビニ大手3社の2024年8月の中間連結決算では、ローソン、ファミリーマートが増益したのに対しセブン&アイ・ホールディングス1社が大幅減益となりました。
原材料費高騰の影響により、大幅な値上げによる客離れが原因と言われていますが、ネットではセブンイレブンが行った上げ底弁当やハリボテサンドイッチが原因なのでは?との声が聞かれています。
そのような批判の声が集まっていますが、どのような意見が集まっているのか?どのような商品だったのか?
詳しく解説します。
セブンイレブン上げ底弁当5選!①弁当類
①滑り台型
左のご飯を乗せる部分が滑り台のような形状をしています。これによりご飯の容量が少なくなりますね。
ご飯がのせてあると上げ底かどうかわかりません。
②富士山型
富士山のように中央が盛り上がっています。盛り付けしてあるとこの部分までご飯が盛ってあるように錯覚します。
③二重底型
黒い容器の上に赤い容器がのせてある二重底型です。下半分は空洞です。
④底絞り型
上から見ると具材たっぷりのお弁当に見えますが、横から見ると中央部分にしかご飯が無いことが分かります。
⑤ソース上げ底型
お弁当の付け合わせにはよさそうなサイズのお惣菜に見えますね。
残念ながら大半がソースで埋め尽くされています。
パン・サンドイッチ類
①サンドイッチ
残念ながら見えるところにしか、具は入っていないようです。
②パン
タンドリーチキンがパンの外にまではみ出して、おいしそうですね。
おそらくこのサイズのパンならはみ出ずに収まるのではないでしょうか?
おにぎり
①空洞型
見た目は普通の塩むすびです。
中は空洞のようです💦
②海苔印刷型
おいしそうな海苔のついた焼きおにぎりに見えます。
残念ながら海苔のように見えたものは、包装を黒く印刷したものでした。
ジュース類
果肉たっぷりのいちごミルクジュースに見えますが、印刷されています。
容器いっぱいにあるように見えますが、上部は印刷されており実際の量は2/3程度です。
文春オンラインでコンビニ各社上げ底度が検証される!
上げ底弁当に関しては、大手メディアでも注目されることになり、11月13日の文春オンラインでコンビニ各社の上げ底度を実際検証した結果が発表されました!
《結果発表》
以上、コンビニ大手3社の弁当容器を徹底比較した結果、セブンとファミリーマートの弁当の容器には、実態より見かけが良くなるような工夫が見受けられるが、ローソンには上げ底などは見られなかった。つまり、上げ底度でいえば、セブンが一番高く、ローソンが一番低いといえそうだ。文春オンラインより
上げ底で役員報酬が爆上げで話題!
セブン&アイフォールディングス取締役専務執行役員のジョセフ・マイケル・デピント氏の2023年の役員報酬が77億円に達していたことが判明しました。同氏前期の役員報酬が37億円であり倍以上の役員報酬となっています。
社長である井阪氏の報酬も上回る金額でしかも日本の上場企業で2番目の役員報酬額になっています。
上げ底であげた利益が同氏の報酬に回っているのでは?とネットでは批判の的となっています!
中間決算大幅減益を受けてネットの反応
そりゃ、底上げ弁当やらハリボテサンド、はみ出た見せかけタンドリーチキンバーガー、空洞おにぎりなんていうことをやっていたら客は離れるでしょう。
長年にわたって消費者を騙くらかしたツケが回ってきましたね。ローソン、ファミマは内容量倍増キャンペーンなど、顧客のことを考えつつも利益を確保できるような経営をされてるので結果は自ずとついてくると思います。
Yahoo!ニュースコメントより
昔はセブン好きだったけど、内容量を多く見せるせこいことしたりとか、値上げが凄すぎてローソン行くようになった。 盛りすぎチャレンジとか貯まるよスタンプとかローソンは客を楽しませる工夫もしてくれてるのもいい。
Yahoo!ニュースコメントより
セブンの品って他のコンビニと同等なのに 値段だけは2割〜3割くらい高い。 加えて、キャンペーンも殆どやらないし 行く人が減るのは自然の摂理。 ローソンの店炊き丼ぶりなんてほんとに 美味しく食べれる程できが良い。 お弁当もたっぷりご飯が入ってるので もう1品とか買わないで済む。 ファミマは1品買うと50円引きとか 消費者を離さない上手い取り組みだと思う。
Yahoo!ニュースコメントより
などのコメントが見られます。このニュースに対するコメント数が5500件以上にも及び世間での注目度の高さが伺えます。
大幅減益の理由として、これらの要因は大きくはないと思いますが、世間の目は厳しいようです。
今後のセブンイレブンの動向に注目ですね!