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【画像】内博貴の脱退理由は?2005年7月仙台で飲酒補導が原因!?

人気アイドルグループ「NEWS」と「関ジャニ∞(エイト)」のメンバーだった内博貴さんが脱退していますが、脱退となった理由について詳しく解説します。

目次

【画像】内博貴の脱退理由は?2005年7月仙台で飲酒補導が原因!

事件の概要

2005年7月16日未明、当時18歳で人気アイドルグループ「NEWS」と「関ジャニ∞(エイト)」のメンバーだった内博貴(うち ひろき)さんが、宮城県仙台市内の勾当台(こうとうだい)公園付近で未成年飲酒により警察に補導されました。

この事件は、正式な「逮捕」ではなく「補導」でしたが、当時大きな話題となりました。

補導の経緯と理由

事件に至るまでの流れ

  1. バレーボール中継の仕事:2005年7月14日、内博貴さんはNEWSのメンバーとして、仙台市体育館で行われた女子バレーボール・ワールドグランプリ「日本対オランダ戦」の中継番組に出演しました。
  2. 宿泊と食事会:試合後、NEWSの6人のメンバーは東京に戻りましたが、内博貴さんともう1人のメンバー(錦戸亮さん)は翌日に大阪で仕事があったため仙台に宿泊。午後9時頃から、フジテレビのスポーツ局社員との食事会に参加し、この席で飲酒しました。
  3. 二次会への参加:食事会後、一度ホテルに戻ったものの、7月15日午前1時頃に別の飲食店での二次会に参加。この席にフジテレビの菊間千乃アナウンサーがいたとされています。再び飲酒した後、内博貴さん一人でホテルに戻る途中で補導されました。

補導の直接的理由

補導の直接的なきっかけは以下の複数の要因が報道されています。

  1. 大声での騒ぎ:「少年が暴れている」という通行人からの通報で、警察官が公園で一人で大声を出していた内博貴さんを発見し、任意同行しました。
  2. 車両損壊の疑い:一部報道によれば、内博貴さんが「市道で乗用車をけるなどし、所有者の男性が110番した」ことがきっかけとの情報もありました。車は一部損傷したものの、内博貴さん側によって修理される見通しとなり、車の所有者は被害届を出さなかったとされています。
  3. 泥酔状態:警察によれば、内博貴さんは「かなり酔っ払っていた」状態だったため、酔いが覚めるまでの3〜4時間、署内で保護され、その後厳重注意を受けた上でホテルに帰されました。

【画像】内博貴処分と報道の内容

ジャニーズ事務所の対応

ジャニーズ事務所は事件後、内博貴さんに対して「無期限謹慎処分」を下しました。これにより

グループ脱退:「NEWS」と「関ジャニ∞」の両方から脱退することになりました。
活動停止:芸能活動を中断し、謹慎生活に入りました。

大手メディアの報道内容

事件直後の報道

  1. 匿名報道:多くのメディアは、内博貴さんが未成年だったこともあり「NEWSのメンバーの少年(18歳)」という形で匿名報道を行いました。
  2. フジテレビ社員との関係性強調:特に注目されたのは、フジテレビの菊間千乃アナウンサーと内博貴さんの関係でした。当初の報道では、菊間アナが「個人的に内博貴さんを呼び出し、飲酒させた」という印象を与える内容も散見されました。
  3. 道義的責任の追及:多くのメディアは未成年に飲酒をさせた大人の責任を追及する論調で報道。特にフジテレビの社員に対して厳しい視線が向けられました。

報道の変遷

  1. 菊間アナのスケープゴート化:当初は複数のフジテレビスタッフが関与したという報道でしたが、徐々に菊間千乃アナウンサー個人の責任として報じられるようになり、「菊間アナが私的な会合に人気タレントを誘った」という話に変化していきました。
  2. 内博貴さんへの同情論:ファンを中心に「若いタレントが大人に誘われて飲酒した」という視点で、内博貴さんへの同情的な意見もメディアで取り上げられました。
  3. 国家公安委員長の発言:村田吉隆・国家公安委員長が「未成年者飲酒禁止法では監督者は過料に処する、となっている。警察にも毅然とした態度をもってもらいたい」と発言し、菊間アナらに対する追及を強める報道も見られました。

フジテレビの対応

フジテレビは事件を受けて、関係した社員に対して厳しい処分を行いました。

  1. 菊間千乃アナウンサー減給処分と担当番組「こたえてちょーだい!」の無期限出演停止処分
  2. その他の関係者:フジテレビは他に関係者9人にも減給などの処分を科し、「前例のない大量厳重処分」となりました。

【画像】内博貴の脱退理由は?事件後の展開

内博貴さんの復帰

  1. 約2年半の謹慎期間を経て、2008年2月にフジテレビ系でドラマ「一瞬の風になれ」の主演で本格復帰しました。
  2. 復帰に際しては、原作者の佐藤多佳子さんとドラマ制作側の間でトラブルがあり、一部で「ジャニーズタレントの起用」が問題視されているとの誤解も生じました。

菊間千乃アナウンサーへの影響

  1. この事件を機にフジテレビのアナウンサーから弁護士に転身する道を選び、2005年4月に入学していた大宮法科大学院大学での勉強をさらに本格化させることになりました。
  2. 菊間アナ自身は後のインタビューで「合流したときには(内博貴さんは)すでに泥酔状態だった」と発言したと報じられています。

【画像】内博貴の脱退理由は?報道が浮き彫りにした問題点

タレント管理の課題

  1. 未成年タレントの管理体制:ジャニーズ事務所の未成年タレント管理体制の問題が指摘されました。
  2. 厳罰による印象操作:「不祥事には厳しい姿勢で臨む」という方針を見せることで、事務所のイメージを守ろうとする「パフォーマンス的側面」も指摘されました。

メディアの責任

  1. 大人の責任:未成年に飲酒を許し、かつ泥酔させた上で一人で帰宅させたフジテレビ社員の責任が厳しく問われました。
  2. 報道バイアス:菊間アナにスケープゴート的な責任が集中していったプロセスには、ジャニーズ事務所と放送局の力関係を指摘する声もありました。

「稲垣メンバー」との共通点

この事件は2001年の稲垣吾郎さんの逮捕事件とも比較され、ジャニーズタレントの不祥事に対するメディアの報道姿勢や事務所の対応について議論を呼びました。

【画像】内博貴の脱退理由は?社会的影響

  1. テレビ番組への影響:内博貴さんがレギュラー出演していた関西テレビのドラマ「がんばっていきまっしょい」やバラエティ番組「ほんじゃに!」からの降板、NHKの「ザ少年倶楽部」の放送取りやめなど、多くの番組に影響が出ました。
  2. 興行への影響:ジャニーズ事務所が開催予定だった「サマリー」や「ジャニーズ・フィルムフェスタ2005」などの興行での構成変更を余儀なくされました。
  3. 未成年飲酒問題への意識:この事件を機に、未成年タレントと大人の関係者の接し方について社会的な議論が起こりました。

この事件は、未成年の人気タレントが起こした飲酒問題というだけでなく、メディア関係者の責任、事務所の管理体制、マスコミの報道姿勢など、様々な側面から注目された出来事でした。

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